Java Editionで構造物を配置するコマンドについては「コマンド/place (Java Edition)」をご覧ください。
この項目はBedrock Edition、およびMinecraft Education限定の要素です。 

ストラクチャーブロックを使わずにストラクチャーを保存したり読み込んだりする。

構文 編集

structure save <name: string> <from: x y z> <to: x y z> [saveMode: StructureSaveMode]
structure save <name: string> <from: x y z> <to: x y z> [includesEntites: Boolean] [saveMode: StructureSaveMode] [includesBlocks: Boolean]
構造物を保存する。
structure load <name: string> <to: x y z> [rotation: Rotation] [mirror: Mirror] [includesEntites: Boolean] [includesBlocks: Boolean] [waterlogged: Boolean] [integrity: float] [seed: string]
structure load <name: string> <to: x y z> [rotation: Rotation] [mirror: Mirror] [animationMode: StructureAnimationMode] [animationSeconds: float] [includesEntites: Boolean] [includesBlocks: Boolean] [waterlogged: Boolean] [integrity: float] [seed: string]
構造物を読み込む。
structure delete <name: string>
保存した構造物のファイルを削除する。

引数 編集

詳細は「ストラクチャーブロック」を参照
name: stringbasic_string
文字列で指定する文字列はスペースを含まない単一の単語か引用符で囲まれた文字列でなければならない。
nameまたはnamespace:nameの形でなくてはならない。名前空間が指定されていない場合、mystructure:が指定されたとみなされる。
from: x y zCommandPosition および to: x y zCommandPosition (in save mode)
ブロックで満たす領域の任意の対角のブロックを指定する。
<x>、<y>、<z>の各値は、浮動小数点数またはチルダ・キャレット表記法で表記された3次元座標で記述する。
to: x y zCommandPosition (load モードの場合)
コピー先領域の北西下隅を指定する。
<x>、<y>、<z>の各値は、浮動小数点数またはチルダ・キャレット表記法で表記された3次元座標で記述する。
saveMode: StructureSaveModeenum
保存する場所を指定する。
disk または memory を指定する。指定されていない場合はmemoryが指定されたとみなされる。
diskはワールドのセーブデータに構造物を保存する。ワールドを出てもう一度プレイしても、構造物のファイルは残る。
memoryは一時的にメモリに構造物を保存する。ワールドを出ると、構造物のファイルは消えてしまう。
includesEntities: Booleanenum
エンティティも含むかどうか指定する。指定されていない場合、trueが指定されたものとみなされる。
ブール値(true または false)でなければならない。
rotation: Rotationenum
構造物を読み込む際の角度を指定する。指定されていない場合、0_degreesが指定されたものとみなされる。
0_degrees90_degrees180_degrees270_degreesのうちどれか1つを指定する。
mirror: Mirrorenum
構造物を読み込む際にどの方向に反転させるかを指定する。指定されていない場合、noneが指定されたものとみなされる
xzxznoneのうちどれか1つを指定する。
animationMode: StructureAnimationModeenum
構造物を読み込む際のアニメーションを指定する。
block_by_blockまたはlayer_by_layerを指定する。
animationSeconds: floatfloat
アニメーションの間隔を指定する。
単精度浮動小数点数でなければならない。
includesBlocks: Booleanenum
ブロックを含むかどうか指定する。指定しない場合はtrueとして実行される。
ブール値(true または false)でなければならない。
integrity: floatfloat
崩壊度 (各ブロックがロードされる確率) を指定する。もし100を指定した場合はどこも欠けていない完全な状態でロードされる。もし0を指定した場合は何もロードされない。指定しない場合は100として実行される。
単精度浮動小数点数でなければならない。 0から100の間の数値を指定する。
seed: stringbasic_string
構造物の一部のブロックをロードしないようにする際の計算に使用するシード値を指定する。このシード値が同じであれば同じようにブロックが欠ける。もし指定しない場合はランダムなシード値を取得する。
文字列で指定する文字列はスペースを含まない単一の単語か引用符で囲まれた文字列でなければならない。
waterlogged: Booleanenum
構造物を水中にロードした際、ハーフブロックなどを水没させるか指定する。指定しない場合はfalseとして実行される。
ブール値(true または false)でなければならない。

結果 編集

コマンド条件Bedrock Edition
任意引数が正しく指定されていない場合 構文解析不能
少なくともどちらか一方の座標が読み込まれていない、またはワールドの範囲外の場合 失敗
/structure save ...指定された範囲が64 * 256 * 64 (16チャンク) よりも大きい場合
/structure load ...
/structure delete ...
指定された構造物が存在しない場合
/structure load ...integrity: floatが0未満、または100より大きい場合:
任意成功時

出力 編集

コマンドエディション状況成功回数
任意Bedrock Edition失敗時0
成功時1

歴史 編集

Bedrock Edition
1.16.100beta 1.16.100.52/structureが追加された。
beta 1.16.100.60構造物を設置する際にアニメーションさせる機能が追加された。
1.16.210beta 1.16.210.54/structureが保存された構造物のファイルを削除する機能を持つようになった。